さよならドビュッシー

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「このミステリーがすごい!(通称:このミス)」の第8回大賞を受賞した中山七里の小説を映画化した「さよならドビュッシー」をユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞してきました。

 

火事で重症になった少女がピアニストを目指していくのですが、奇妙で不可解な事件に巻き込まれていく話です。

映画中ショパンやドビュッシーの名曲がかかっているのですが、それがとにかく聞きほれるほど美しい。

 

眠くなるくらい綺麗な音楽が多々流れ続けます!

でもでも、ストーリーから目を離せなすぎて、ぜんぜん眠くなりません(矛盾  笑)

ほんとにそんな感じです。

眠くなるはずの音楽がかかっている映画なのに眠くなりません!

 

あれだけ綺麗なピアノの音が聞けたので、この映画も「映画館」のサウンドで聴いてほしいなと思いました。
鑑賞後、ドビュッシーの「月の光」聴くと最後のシーンを思い出してしまいます。

 

私、映画化される作品は原作を読んでから観ることも多いんだけど、たまたまこの「さよならドビュッシー」は読んでなかったのですが、ストーリーというか物語の内容が良かった!!

 

途中どうおわっていくんだ?って思ったんだけど、全体的に物語がたんたんと進む中、結末が秀逸です!

さすが「このミス」大賞受賞作品!!普通に見てたらまったく予想できないラスト!!

でも、本格的なトリックとかはないから普通の映画として観て驚きを味わってほしい感じ。

 

最後に「えーーーーーーーー?」ってなります。

たまには、まったく知らない内容の作品も観るのもドキドキが高まっていいですね!!

 

ちなみに「さよならドビュッシー」の続編として「おやすみラフマニノフ」という本も出てるみたいです。

ピアニストの岬先生はおやすみラフマニノフにも登場しているみたい!!

 

あと、最後に全然関係ない話ですが、三ツ矢雄二さんが若干おすぎさんに見えたのは私だけでしょうか?(笑)

そこが気になりました(笑)

 

下記よかったポイント!

・トリックも「本格ミステリー」ではないけど、ラストのびっくりする度合いが個人的に高いです!ふっ線もいくつかあったけど気付かなかった。

・音楽が綺麗!音が綺麗!ピアノをゆっくり聴きたくなる。ドビュッシーの月の光にただただ癒される!!

 

・現役ピアニストの岬先生役の清塚信也さん、さすが本物!ピアノの弾き方、本格的でした!!最初に彼がピアノを弾くシーンで一気に物語にひきこまれました!

 

・橋本愛ちゃんの重量感のある神秘的な演技。孤独や寂しさを感じながら自分と葛藤する姿、すごくよかったです!

 

 

橋本愛ちゃんつながりですが、今週末は見過ごしちゃってようやくレンタル開始になる「桐嶋、部活やめるってよ」みます!

 

さよならドビュッシー、是非鑑賞してみてください!

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