マリーゴールド・ホテルで会いましょう

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2013年2月1日公開  マリーゴールド・ホテルで会いましょう

 

マリーゴールド・ホテルで会いましょうをTOHOシネマズ日比谷シャンテで鑑賞してきました~。映画の感想の前に、やっぱり「日比谷シャンテ」って良い映画館だな~としみじみ。
なぜかといいますと、単館系の作品も多いため、結構映画通が多くて、作品見ながらのお客さん同士の一体感が結構強い気がするのです。
みんな、映画中の面白い発言には爆笑だしね!
そーゆー空間で映画を見られのっていいなって思ったよ。

さてさて、今回鑑賞した映画ですが、簡単に言うと
「イギリス人たちが定年退職をして、インドへ移住しマリーゴールド・ホテルという移り住む話」です。

みんなイギリスに住んでいたんだけどいろんな理由があってインドのシニアホテルに移り住むことになります。

夫をなくして1人きりになった未亡人や、娘の企業のためにお金を貸したのだけどそのお金がなくなってしまった夫婦、昔の恋人を「今こそ」と思い探しに来た男性、足を悪くし手術のためにインドに向かった女性、恋がしたい円熟期の男性女性。
移住した理由はまぁいろいろだけど、住み慣れたイギリスを離れて文化もまったくちがうインドでの生活に馴染めない人がいたり、、、。
円熟期の出会いや人間模様がインドで築きあげられていきます。

ラストに大きなどんでん返しがある作品ではないけど、落ち着いた気持ちで鑑賞できます。
いろんな熟年の方々がいるんだけど言葉の使い方もユーモラス満載!

ポイント————————————————————
①笑える映画です!
インドの食事を警戒する熟年の登場人物が「私は発音できないものは食べないようにしてるの!」と話したり、
何かを「ことわる」ポイントや「受け入れる」ポイントも言葉の選び方が絶妙!若者の選ぶ言葉とはどこかちがうのです!
ユーモラス満載で、登場人物たちの言葉に「クックッ」と笑うところが何箇所もあります。

②インド!インド!!インド!!!
インド街並みがどこを見ても活気があって熟年の登場人物たちとのコントラストがとても鮮やかに感じられます。
インドにいきたくなるくらい、インドのエネルギッシュさを感じることができ、思わずインドに行きたくなっちゃいます。

イギリス人とインド人の根本的な考え方の違うなどにも着目されていてグッときた言葉も多々あり!
=インドの人は生を受けたことを、「権利」じゃなく「恩恵」と思っている。
=何かがうまくいかないときはそれはゴールまでの途中なだけ←合ってるか自信ないけどこんな言葉でした!

③この映画を見ておもったこと!
・いくつになっても「人」との出会いって素晴らしいです!
出会いって素晴らしいです。何歳になっても人間の考え方って変化するし、新しくであった人との会話で人生が切り開けた気持ちになるのはいくつになっても変わらないんだな!と明るい気持ちになります!
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主演は、「007」の「M」役でおなじみ「ジュディ・デンチ」。
今回も背筋の伸びた素敵な円熟期のおばあさまを演じてました。
ジュディの存在感っていつも抜群です。

そしてホテルの支配人役の男の子もかなりいい味出してた!
土曜日の昼下がりにぴったりな①本でした!

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