3月21日公開「ローン•サバイバー」をマスコミ試写にて鑑賞。アカデミー賞にも2部門ノミネートされていた映画です。
本作は、2005年6月、米海軍ネイビー・シールズ創設以来最大の惨事として記憶されたレッド・ウィング作戦を映画化したもの。
200人超VS4人という、過酷な戦場をひとりの兵士がその極限状況を生き延び、奇跡の生還を果たすんですが、いったい彼は、どのようにしてその過酷なサバイバルを生き抜くことができたのか、というお話。
これは、観てよかった。
これこそ「極限状態」であり、これが現実に起きたなんて、と鑑賞後しばし何も言えなくなるような感覚になります。
今後、この作品は戦争映画の傑作の仲間入りをはたすこと、まず間違いないと思いました。
正義感に激しく胸を打たれる。
命をかけ、信念を守る姿に鳥肌が立つ。
なんといっても、実話を基にしているので、とてつもなく描写にリアリティがあります。
というかほとんど実話の展開みたい。
戦争映画って「えーっ?」って、ツッコミどころ多いのもあるけどそんなものは一切ないです。
さすが実話ですね。
緊張のシーンが連続し、観ているこちら側も息つく暇はありません。
特に、行き場を失ったネイビーの隊員たちが崖からの四人で一気に転落するシーンは圧巻でした!!
どうやって、生き抜いたかも、思わぬ展開で待ち受けており、見応えがとにかく抜群。
これが実話なんて!!
何度も言いますが、本当にそう思います。
これ、「戦争もの苦手」とか「いたそうで苦手!」みたいに食わず嫌いしてる人がいたら本当残念だと思う。
女性に多そうですが、、、
観ることをオススメします。
ただただスゴイとしか言えなくなってしまうような骨太な映画でした。
戦争映画好きに向いてる度
★★★★★
癒し度数
☆☆☆☆☆
強い緊迫感とヒヤヒヤの手汗
★★★★★
こちらも痛みを感じてしまう度
★★★★☆
事実は小説より胸打つ度
★★★★★
ヒガシアター得点
90点