大統領の執事の涙

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更新のタイミングが徹底的に遅くなってしまった。。
こちら、「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督の最新作です。
リー監督、最近良いですねぇ。好きです。
昨年の「ペーパーボーイ/真夏の引力」も記憶に新しい。私、注目してます。

さて、こちらの作品、イメージ通りと言いますでしょうか。
とっても真面目な映画です。

笑いとか一切無用なきちんとした映画。
黒人で大統領の執事を務めたセシルの人生を細かく丁寧に丁寧に描いた作品です。

奴隷としてアメリカ南部に生まれた主人公セシル。
ハウスニガーで覚えた給仕によってホテルのボーイになり、そこから昇進し、ホワイトハウスの執事に選出されます。
懸命に働くセシルは、7人の大統領の執事として長年仕え、アメリカの歴史の変遷を近くで垣間見る。

アメリカの人種差別の変遷を、黒人執事セシルの目線を通してじっくりと描かれています。

ああ、実話に基づいたヒューマンドラマって本当に心に響くものがありますね。

「良い映画だったなぁ」
「そうだったんだ」
感じる作品とはこういうこと。

両親と見たいような家族のあり方についても考えさせられるとっても素晴らしい映画だと思いました。

主人公の人生に涙する度
★★★★★

歴代の大統領をいろんな俳優さんが演じていてワクワクする度
★★★★★

ヒューマンドラマ好きに向いてる度
★★★★★

笑いやユーモア度
★★☆☆☆

歴史の移り変わりもわかりやすい度
★★★★☆

ヒガシアター採点
85点

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