ダイアナ

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公開日に見たのに今更更新。。

映画ダイアナ。
この作品はチャールズ皇太子との別居から3年の月日が流れたところから幕を開ける。

切ない。
ただ、切ない。
伝記物だけど恋愛要素が相当強い。恋の話です。
どんな政策に関わったかとかお国系の話はチラッとしか出てきません。

「誰かを愛する」ことに軸を当てている作品。
プリンセスの彼女ではなく、一人の女性としての彼女を知る。

映画を通して伝えられた「あたりまえのこと」。

ダイアナは多くの人に愛されるよりも、愛する男性からだけのたった1つの愛が欲しかったのでは。
同じ女性として、そこが痛いほど伝わってきた。
彼女の苦しみが共感できて、切なかったです。

ただの実在した人物の伝記ものというだけではない。
奥の深いラブストーリーのような作品でした。

映画としては展開的に盛り上がりに欠けると思う人もいるだろうな。
しかし、まあ、彼女がどれだけの孤独を味わったか感じるたび、そばに寄り添って話を聞いてあげたくなってしまった。なぜか他人事にできなくなる。

「一人の人に深く愛されたい」と感じる女性たちに特に心に響くものがあると思う。

観てよかったです。
ナオミ・ワッツ様、好演です。

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