パラノーマン ブライス・ホローの謎

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アカデミー賞にもノミネートされた世界各国で映画賞を受賞している話題作「パラノーマン ブライス・ホローの謎」を試写会にて鑑賞して来ました。
こちらの映画の公開日は3月29日です!
こちらの作品の簡単なストーリーは、
死んだ人と会話することが出来る不思議な能力を持つ少年ノーマン。その特殊な力のせいで周りの人達から「変な人」扱いをされています。
友達だけじゃなく家族からも、彼は変人扱い。
しかし、そんな彼は死んだ叔父からノーマンたちの住む「ブライス・ホローの街」が悪霊たちの霊によって滅ぼされようとしていることを聞きます。
話を聞いたノーマンは「ブライス・ホローの街」を舞台に、町を守るために戦おうとします。
ざっとこんなお話です。
子どもから大人まで幅広い世代の心に響く心のあたたまるストーリーです。
とてもファンタジックなストーリーです。
死んでからもなお、家にすみついて家族を見守るなくなったおばあちゃんとノーマンが仲良く話すシーンには思わず泣きそうになってしまいます。

ユニークなゾンビがたくさん出てくるんですがゾンビまでもこの映画だと可愛いです。
しかし、今回のこの映画のすごいところはなんといっても3D初の「ストップーモーションアニメ」だということ!!
もう1度いいます!!
3Dのストップーモーションアニメ!!!!初の試みだそうですよ。
そこがとにもかくにもすごい映像です。
製作したのは「コララインとボタンの魔女」のライカエンターテインメント!
「ストップモーションアニメ」という言葉をはじめて聞いた方もいるかもしれませんが、
いわゆるコマ撮りのことをいいます。
もう少し詳しく書くと、静止している物体を1コマ毎に少しずつ、動かしカメラで撮影し、あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技術、技法のことです!!
わかりやすくいったら、ペンギンのキャラクターの「ピングー」みたいな感じのアニメなのでしょうか?
ピングーのときってペンギンちゃんの動きが可愛かったけどなんか動きがカタカタしてた印象ありませんか?
今回は度肝を抜かれます。とにかくキャラクターのすべての動きや表情が滑らか。
だからキャラクターの演技も繊細なのです。ツヤ感も粘土と思えないほど。
1つ1つつなぎあわせて作っているなんて感じません。
まるでキャラクターが生きているようです。これは一度映像を見ていただければその凄さがわかります!!
笑顔、泣き顔、怒り顔、発狂顔、、、顔面パーツをすべて置き換えて絶妙な表情を作っているとのこと。
ストップーモーションアニメの場合、登場するキャラクターの動きを1つ1つ何万通りも作ってるんですよ!!
作品への「愛」がひしひしと感じられます。
ちなみにいただいたパンフレットにかいてあったのですが、CG映画との最大の違いは
「実写映画と同じ手法を使い、実物へ光をあてて空気を通して撮影している点」とのことです。
よって、「実際に存在している」というリアリティが感じられるのですね。
きっと「観たことのない映像」をこの映画では見ることができます!
ぜひぜひ体感してみてください~!

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