ムーンライズキングダムを仲良しメンバーで鑑賞して来ましたよ~。
渋谷のシネマライズにて。
12歳のサムとスージーの話です。
ボーイスカウトの中でも浮いてて仲間に入れないひとりぼっちの少年サム。
親にも「問題児」と思われている本好きの少女スージー。
そんな二人の駆け落ちの恋のものがたり。
映画全編を通じて色彩が独特で「絵画」のような映画でした。
絵本の世界に入り込んでしまったような気持ちにさせてくれる映画です。
カメラワークも非常に独特。
綿密に練られてるんだろう!と感じます。ひいたりよせたり、常に被写体とのバランスが絶妙なんです。
撮り方としては被写体を常に真っ正面から撮影してるのですが、そのせいでかなぜか無機質な感じをうけ、ますます「独特な世界」っぽさを増幅させ映画開始5分であっという間にその世界の中に入り込めちゃいます。
とにかくどのシーンもスタイリッシュに撮ってるんです。
これは大画面で鑑賞して味わってほしい!!
出てくる小物の数々もなんとなく不思議でかわいいです。
この映画のおすすめポイントはここです!
・子供の時、「やってみたかった」ことが全部つまってます!
歩き続ければ、誰も知らないところにいける気がしたり、1人で生きていけるような気がなぜかしたり、「秘密の場所」がきっと見つかる気がしたり。
そんな新しい発見を全身で感じたかった。そんな、子供の時の願いが溢れんばかりに感じられる映画です!
・カメラの使い方!音楽の使い方!すべてがおしゃれでこの静画の中に入りたいと感じます!
上にもかいたけど、全体を通してすごくスタイリッシュでレトロな印象を受けます!
あと、エンドロールは途中で席を立たないで、しっかり「音」にも耳を傾けてほしい。
映画の世界観が最後の最後にも後付されて、余韻に浸れます。是非!!
・あのブルース・ウィリスがだめだめ警察官になってます(笑)!!
この映画の話題の一つだけど、ブルース・ウィリスがなんとヘタレキャラに。(笑)
前日にダイ・ハードを鑑賞した私だったので、その差が結構楽しめました。
ちょっと抜けたブルース・ウィリスもやっぱり見所の1つでした。
もちろん警察官以外にもユニークなキャラクターもたくさんでてきてわくわくします!
最後に、映画全篇を通してすこしだけ感傷的になりました。
サムとスージーのような気持ちを、今の私はどれだけ持ち続けていられてるんだろー?って。
そんなことを考えながら劇場をでました。
子どもたちが可愛くて可愛くて、優しい町の人がいて、心が温まる映画でした!
是非、劇場に足を運んでこの映画の世界観に浸ってみてください!