2016.7.1公開【ブルックリン】〜10秒で読める映画レビュー〜


2016.7.1公開【ブルックリン】

非常に良作でした◎

人生に迷い幾度となく葛藤しながらも女性が決断して前に進んでいく物語は、大きなエールをくれる。

気持ちを強くしてくれる。

だから好きだ。

彼女が下した大きな決断には、泣けました。両サイドが試写室で女性だったんですが、みんな泣いてたな。

1950年代、アイルランドから米国に渡った2つの祖国を生きる1人の少女の物語で、

本年度のアカデミー賞作品賞・主演女優賞・脚色賞 ノミネートされた映画ファンが公開を待ち望んできた話題作ですね。

この映画が教えてくれたこと。

それは、

「誰を愛するのかで、女性の人生は変わっていくということ。」

自分がどうなりたいかの答えさえ、誰と一緒にいるかで変わっていく。

そう思うと、恋愛の力って本当に偉大ですよね!
そして改めて思ったのは、女は恋をすることで磨かれていきますね。ニューヨークに渡った主人公エイリシュがどんどん美しなる様子は本当に素敵だった。

綺麗になりたいときって、月並みだけど恋をするのが一番ですよね!
そして、アイルランドの田舎町の少女から洗練されたニューヨーカーになっていく様子にもワクワクします。

Before、afterが劇的に変化するような大きな変身では決してないけれど、それがまたリアリティがあるんだな。

ニューヨークの街にどんどん溶け込んでいく様子が画面から伝わってきたよ。

彼女が着ている洋服が緑色が多くて気になっていたのですが、ニューヨークに染まっていくにつれてどんどんいろんな色が混ざり、カラフルになっていくの。そこも注目。

気になって調べてみたら、緑は美しく緑多いアイルランドの風景から「エメラルド色の島」と呼ばれてアイルランドのシンボルカラーでもあるんですね。なるほどな。

そんな緑色にいろんないろが混じり合っていく。素敵な演出。

洋服の色にも注目してみてくださいね!ハッとするかもしれないです!
そして、書かずにはいられない。

不安げな表情から凛とした表情がどんどん似合うようになっていく主人公を演じたシアーシャローナン はやっぱり素晴らしかった!

納得のアカデミー主演女優賞ノミネートの演技です。

アイルランドの自然あふれる故郷の美しさを反映したかのような透明感のある美しさが眩しかった。それだけは、とれだけニューヨーカーの色に染まっても消えてませんでした。
良い映画に出会えた◎

そんな気持ちを大事に抱え、試写室からの帰り道、私も愛する人の待つ家路に戻りました。

是非、観ていただきたい映画です。

開始10分あたりで姉妹のいる人は泣くかもなぁ〜!!

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