9.26公開【若き才能・二宮健監督作】SLUM−POLIS
度肝を抜かれた。
これ、大金掛けて作ってる邦画より全然スゴいんじゃないの。
近未来の無法地帯が舞台のSFアクションです。
絶望的で残酷で、
同時に、相反するかのごとく、とても美しくエモーショナル。
その絶妙なサジ加減でまざりあった物語が、痛烈な映像と音楽とともに、駆け巡るあっという間の時間でした。
こんな映画、最近なかった気がする。
全身に呼応するかのごとく銃声や音楽をグッと受け止めながら、どっぷりと映画に浸かった2時間。
今も彼らの鼓動が、聞こえてくるような気さえする。
本作は、新鋭映画監督の二宮健監督が当時21歳の時、大阪芸術大学の卒業制作で作り上げたんだって。
え?卒業制作??
す、すごいです。。
日本映画界、これから楽しくなるかも!