9.12公開【私たちのハァハァ】〜10秒で読める映画レビュー〜

  

9.12公開【私たちのハァハァ】

金曜ご紹介した松居大悟監督の#私たちのハァハァ

無事鑑賞できたので、レビューします。
高校生4人の会話がアドリブかのように自然で、ドキュメンタリーのよう。この映画には、リアリティが確かに存在しています。
高校生の時、友達と夜を初めて明かしたときのこと、思い出しました。

朝まで時を過ごしても、まだ話したりなくて、具体的にどんな話をしたかは覚えていないんだけど。

どんな仕事したいだとか、どんな人と結婚したいだとか、バイトや家庭のことや、叶わなくても良い夢の話をできていた頃だったのかな。

漠然とだけど、人生がどんどん具体的になり、大人になっていくのがさみしくて、この時間が永遠に続けばと願った自分がいたこと。

あの日のことがなんだか懐かしくて胸が苦しくなったのは、私が大人になったってことなのかも。

久々にあのときの自分に想いを馳せることができました。

4人の感情や情熱がとても見える映画なので、私も画面の向こう側に飛び越えていけました。
綺麗なことだけがいい思い出じゃないってところも良いんです。
ちなみに、この映画をより楽しむために、クリープパイプについて知らない方は、1曲でも聞いてから行った方が良さそうかな。

劇中、クリープパイプの話ばかりみんながキラキラと話しているので。

全く知らないと蚊帳の外にいる感じがしてしまうかも。

時間のある方は、2013年の松居監督の映画

自分の事ばかりで情けなくなるよ

も観るのもいいと思います!
あぁ、あたしも青春をもう一度ハァハァしたい!とても良かった。

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