先日、舞台挨拶のMCもさせていただいた本作。
優しい優しい涙が溢れる映画です。
名画座や昔の映画が好きな人は胸が熱くなってしまうであろう大人のノスタルジー映画!
マスコミ試写会では、冒頭に、太田監督から直々のご挨拶がございました。
「30年前の日本にあって、今の日本になくなってしまったもの。今、何が見つからなくなってしまったのか、そんなことを考えながら鑑賞していただきたい」と。
監督のお話しされていたことの答えは、本作の中で見つけられたと思います。 「雨に唄えば」や「大いなる西部」や「素晴らしき哉、人生」「殺しのドレス」やら、ヒッチコックの話など想像していたよりもたくさんの映画タイトルが出てきて、映画ファンは「ワァッ」と嬉しくなります!
そして、劇中、こんなセリフが。
「映画を観ると、励まされる」
このよく耳にする言葉、私も映画がくれる奇跡を多くの人に感じてもらいたくて、映画の仕事をしているんだなぁなんてなぜか目頭がここで熱くなりながら、鑑賞しました。
主人公が、子供のときから大人になったときまでずっとはってあるポスターが「大人は判ってくれない」だったり、映画好きには嬉しい発見もたくさんある作品でした。
是非、映画を愛するすべての人にみてもらいたいです!