レ・ミゼラブル

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2012年12月21日公開 レ・ミゼラブル

映画レミゼラブルを映画館で2回鑑賞しました!!

1回目は完成披露試写会、2回目はクリスマスイブに六本木ヒルズで鑑賞!

最初に、映画レ・ミゼラブルは私がここ数年観た映画の中で最も感動した映画でした。
人間が生きていく上で人と触れ合うことにより感じる全ての愛が映画に集約されていました。
親子の愛、友だちとの愛、恋人との愛。
きっと誰もがどこかに共感できる作品だと思いました。
私は、母親になったこともないし、ジャン・バルジャンのような体験をしたこともないけれど、
登場人物たちの気持ちが歌を通してジリジリと伝わってきました。

この映画の撮影方法が特殊で演技しながら歌うという撮影方法と聞いていましたが、あのような演技をしながらあそこまで歌えるなんて。。。

「演じながら歌う」ことで撮影された作品だけに、歌っている時の表情の1つ1つを見てもキャストの気持ちが今にも溢れ出しそうで、それを見ているだけでも胸が熱くなりました。
今でもキャストさんの歌うシーンが頭に浮かびます。
たくさんの名曲、すべての歌で、鳥肌が立つというレベルではなく魂を揺さぶられる感じがしました。

特にヒュー・ジャックマンの歌う「フーアムアイ」は今も思い出すだけで涙がこぼれてしまいそうになります。
人は誰でも、本当は誰かに聞きたいのかもしれないですね。
「自分ははたして誰なのであろう?」と。
私も、自分が時々、善人なのか悪人なのかわからなくなる時があります。
ジャン・バルジャンはフーアムアイを歌いながらも、自分のすべてを受け入れ自分がジャン・バルジャンであることを認め、許しを乞うように歌っているように感じました。
ジャン・バルジャンを最後まで追いかけていたのはジャベール警部ではなくジャン・バルジャン自身だったのでは?と見終わった後に感じました。
あのフーアムアイのメロディを思い出すたび悲しい気持ちを少し感じながらも、どこかに希望と勇気も一緒に感じることができます。

もちろん、アン・ハサウェイの歌う「夢やぶれて」も素晴らしく、初版から物語にひきこまれました。

最後に私が1番感動したシーンを少し書きます。

司教様が、ジャン・バルジャンが司教様から燭台をぬすんだとき、その罪がばれて捕まったジャン・バルジャンに対し「それは彼にあげたものだ」と警察に話します。
その行動を見て、怒りや憎しみの気持ちを持って人間に接するのではきっと相手は変わらないんだなと想いました。
これは普段の生活で大切な人に何かを伝えるときにも言えると思います。
人が変わろうと思うのは、誰かに優しくされた時なのだ、と感じました。
怒りや軽蔑の気持ちでは人を変えることができませんよね。歌も内容もすべてに胸を打たれました。
本当に本当に素晴らしい映画です!
是非、レ・ミゼラブルみてほしいです。

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