リンカーン

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映画リンカーンを六本木ヒルズにて鑑賞してきました。

スピルバーグ監督がメガフォンをとったアメリカで最も愛された大統領エイブラハム・リンカーンの伝記です。

ダニエル・デイ=ルイスがリンカーンを演じ、自身3度目のアカデミー賞を受賞した今年の話題作。文句なしの演技で彼はもはやリンカーン以外の何者にも思えません。

 

この作品を鑑賞する予定の方に最初に一言、注意喚起!!

上映時間も150分と比較的長く、字幕も長く、理解するのに集中力が必要な作品です。

私が後悔したのは、「事前予習」をせずに鑑賞してしまったこと。

難しいまじめな作品です。

恥ずかしながら歴史にうとい私なので「?」マークが浮かび、それが続くと次第に眠くなってしまいます。

 

コンディション的に、疲れてなくてこの映画の時代背景がちゃんとわかってて「よしみるぞ!」ってなってる時にご鑑賞ください。

 

この映画、ちなみに伝記映画なのですが憲法第13条「奴隷制廃止」をリンカーン大統領が成立させるまでのたった4ヶ月のストーリーです。

彼の有名な演説ゲティスパークのあの言葉「人民の人民による人民のための政治(じんみんのじんみんによるじんみんのためのせいじ 、government of the people, by the people, for the people)」

 

確かに国民の耳に届いたはず。

しかしながら、この映画で知ったのはこの言葉だけでは奴隷は解放されなかったこと。状況は変わらなかったということ。

だからこそ、リンカーンは「憲法」を変えることを誓う。

綺麗事だけじゃ何も変わらない、憲法の修正に挑むリンカーンの物語。

議会の承認を得るための根回し、回収などの工作の数々。

ふわぁ〜〜と感心します!

聞くところによるとマネジメント関連の仕事の人からのこの映画は高く評価されているそうです。

リンカーンが話しだすと、皆がリンカーンに注目する。

人をひきこむ話し方、話術なども非常に勉強になります!!

 

軽い気持ちで楽しめる映画ではなく、みるぞ!って気持ちでこの映画は鑑賞してほしいです!

伝記やドキュメントが好きな方におすすめな1本です!

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