ジョニーデップは、この役を演じるために生まれてきたのかもしれない。
FBIの最重要指名手配犯リストに12年間もリストの2番目に名前が書かれ続けていた男ジェームズホワイティバルジャーという実在の犯罪王の物語。
ちなみに彼より指名手配犯の上位はオサマビンラディンだけだったという。
犯罪で染まり続ける2時間の物語は、あまりにもセンセーショナルで。
そのブラックで淀みきった世界観は揺るぎなく、もはや陶酔するほどでした。
最近なかなかヒット作に恵まれていなかったジョニーデップの最新作は、紛れもない実話。
FBI史上、最も黒い闇と言われた実在したギャングの犯罪王ジェームズホワイティバルジャーの物語。
そもそも私は、パイレーツオブカリビアンやダークシャドウやらローンレンジャーなどの「変身」したジョニデではなく、作品としても初期のジョニデが好きだった。
(特に#妹の恋人 のジョニデにはもうゾッコン‼️) だから、超絶演技派のジョニデが戻ってきてくれたようで兎にも角にも感動。
し、しかし、これもある意味、「変身」されたジョニーデップなのかもしれないなぁ。
だってこれはもう、身の毛がよだつほどの恐ろしい人間だったから。
そして、映画としてどうかというと、犯罪者の物語ですもの。
殺しのシーンもたくさんあるし、理不尽だったり。
怒りを覚えたり。
面白いとは一概に言えない映画だけれど、ウワーッという感じで全身に強烈に応える映画体験だった。
脇を固めるFBIのジョエルエドガートン、政治家のベネディクトカンバーバッチまでも俳優陣がこのうえなく完璧。この時代の世界観を再現しています。
ふぅ、、、
強烈!!!!