2016.1.23公開【ザ・ウォーク】〜10秒で読める映画レビュー〜

 
 2016.1.23公開【ザ・ウォーク】
い、い、1億点!!これは、1億点あげたい映画だー!!

#ロバートゼメキス 監督の最新作。

できないと思うことに挑戦してみよう、そんな気持ちにさせてくれる映画にこそ、映画の持つ偉大な力を感じる私。
1974年に当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ1本でつなぎ、命綱なしの綱渡りに挑戦した、フィリップ・プティさんの挑戦を実写化した本作。

プティ役をジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じてます。
予告編のタイミングで、若干高所恐怖症だから見れないカモと思っていた。だけど、自分のちょっとした恐怖感で#ロバートゼメキス 監督の作品を観ないなんて選択も、そもそもありえない。

と、いうことで、内覧のタイミングで鑑賞させていただきました!
もう本当にワンダホーな映画でした!!!

二つの側面から満足させてくれる映画だと言えます。
まずは、ロバートゼメキス監督の送る最高峰の【映像体験】を味わえる映画として素晴らしい!

綱渡りシーンは、最初、あまりの再現度の高さに恐怖感から、手で目を覆っていたんですが、途中から見ないととにかくもったいない気がしてきたんです。

高いところの映像が苦手な私が、ヒーヒー言いながらも見逃したくなくて全部見入ってしまったほど。

誰も見たことない挑戦をする姿も、地上約400メートルの世界もそれは本当に美しいものでした。

(すでに公開されている国では、上映中に倒れた人もいるほど。。強烈な映像体験です)

綱渡りのロープの揺れ越しに見える地上の世界。恐ろしいだけでは決してなくて、美しささえも入り混じったなんとも言えない不思議な世界でした。
もう一つの本作の面白さの側面は【スパイ映画】的な側面を楽しむ映画として。実は、この完成直前のワールドトレードセンターの二塔の間のつなわたりは非公式のイベントだったんです!要は、勝手にやったわけ!なので綱渡りの瞬間だけでなく登るまでもものすごく大変だったということ。

だから、挑戦決行の日まで仲間を増やしてなんども潜入して調査をしたり、2タワーの間の正確な距離を測るため取材陣にばけたり、荷物を運ぶ業者にばけたり、なんといっても自分たちの力だけで2タワーの間にある方法を使って、ロープをピンと張るシーンも凄い!!! なので決して、綱渡りするシーンだけが面白いのではなく、そこに行き着くまでもハラハラドキドキがいっぱいでたくさんの感情体験をさせてくれます。
これはカナリの満足度!

なんだか鑑賞後は、気持ちが全部持ってかれて、魂の抜けた人型のようになってカフェでポケッとしてました。。 綱渡りにハラハラしたことはあったけど、あんなにも芸術的に見えたのははじめてでした。
恐怖を感じている人も是非、来年見てほしい1本です!!

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