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今日公開の【デビルズ・ノット】!
実際に起きた事件を元にした映画です。
この事件を知る前と、
知ってしまった後とでは、
ものの見方を180度変えてしまうという特殊な力を持つ映画でした。
1993年にアメリカ・アーカンソー州で起きた猟奇的な、いや、猟奇的すぎて目を背けたくなるほどの少年3人が惨殺される殺人事件。
犯人とされたのは、当時10代だった少年3名。
果たして、3人は本当に犯人なのか?どんな真実が隠されているのか?という未解決事件がテーマとなったお話なのですが。
未解決事件なので、ものすごく自分の「真実を知りたい欲求」が、刺激されました。
鑑賞後には、事件について、間違いなくいろいろ調べちゃうと思います!!
真相を知りたいという欲が人間にはものすごく強くあるんだなということと共に、それをここぞとばかりにくすぐられる映画。
終わり方もはっきり言ってモヤモヤが残る。曖昧なラスト。
だからこそ、ひきづりこまれてしまいました。
極上のミステリーでもドキュメンタリーでもないけれど、
この映画の持つ重みは、
なかなか私を解放してくれなかったです。
私を、束縛した映画でした。
自分の中にある探究心を刺激されたい人に観て欲しい映画。
ちなみに、全然、残酷な映画じゃないので猟奇殺人と紹介されてますがそういうの苦手な女性もみれるはず!
映像はむしろキレイです!!
自分の住む地域で変わりもの・異端者と認識されてるというだけで殺人犯に仕立て上げられることの怖さ。
人間の偏見の怖さ、
こんなにも感じ意識したことって、なかったなー。
観たら感想話し合いたいと思う映画でした。
ちなみに、11月10日ニッショーホールにて「デビルズ・ノット」公開記念トークセッションでMCとして登壇しました。
松江哲明監督、映画評論家柳下毅一郎さん、ライターの高橋ヨシキさんと一緒に!
動画もあるので、後ほど紹介します!